お腹(下腹部)のかゆみ
「ある日お腹(下腹部)、だいたいおへそより下の部分がものすごく痒くなった。」その原因はベルトバックルなどによる金属アレルギーかもしれません。
お肌に触れている金属が体質に合わないということです。
金属アレルギーの発症は突然来る!
「これまでずっと着用していたベルトだし、今まで大丈夫だったかららこれが原因のはずが無い!」と思う方が多いと思います。
しかし、アレルギーは突然来るのです。これは一般的なアレルギーの性質として広く知られています。
肌着や下着を肌とベルトの間に挟むこと
ベルトバックルによる金属アレルギーの人は、とにかくベルトバックルが直接お肌に触れなければいいのではと考え、肌着や下着をお肌とベルト(正確にはベルトを通したボトムス)の間に挟み込んだりします。
が、これでは金属アレルギーは防ぐことが出来ません。
少し難しい話しになりますが、金属アレルギーは金属がイオン化することにより引き起こされるとされており、そのため洋服の繊維もすり抜けるのだろうと考えられています。
ベルトバックルの金属アレルギーかゆみ対策
かゆみの原因となるベルトを外す
まずは原因ではないかと疑われるベルトの着用を止めましょう。とはいえズボンがずり下がると困るので、下で解説するニッケルフリーのベルト(ベルトバックル)などを試してみます。
お医者さんに診察してもらう
「お腹のあたりがかゆい、金属アレルギーかも」と思ったらお医者さんに相談してみましょう。
目的としてはかゆみの原因が本当に金属アレルギーなのか、他の病気によるものではないか、をチェックするため。また、いずれの場合でもかゆみや炎症を抑える塗り薬、飲み薬などが医師の判断によ処方してもらうことがあります。
皮膚科やアレルギー科などが候補となります。もし近所に金属アレルギーに詳しい先生がいれば、そちらをあたるのがベスト。
ニッケルフリーのベルト(バックル)を着用する
ニッケルは金属アレルギーの陽性反応が最も多いことが知られています。なので、
ニッケルフリーのベルトバックルを着用するようにしましょう。
ニッケルフリーの他にチタン製のもの、金属ではないもの(プラスチック製、ゴム製など)などもあります。
【総括】お腹のかゆみとバックルの金属アレルギー
ある日突然に下腹部がかゆくなったら、それはベルトバックルによる金属アレルギーかもしれません。まずはお医者さんで相談して原因についてより正確に判断しましょう。
お薬が処方されたら、きちんと服用してまずは荒れたお肌を治します。
そのうえで金属アレルギーであれば、原因となったベルト(バックル)を着用しない、ニッケルフリーのベルトバックルを試すなどして、今後の肌荒れを防ぎましょう。