金アレ対策ノート管理人です。本記事では私の金属アレルギーエピソード・体験談を紹介します。
金属アレルギーによる「かゆみ」の始まり
大学2年生の頃、ちょうどベルトバックルの当たる腹部が強烈にかゆくなります。掻きむしってしまい、自分でも心配になるほど肌が荒れてしまいました。ちなみに中学では学ラン、高校ではブレザーで、ずっと普通にベルトを着用していましたがその当時は問題ありませんでした。
テレビのバラエティ番組などで芸人さんが金属アレルギーのエピソードを紹介していたこともあって、これはベルトによる金属アレルギーかも、とピンと来ていました。
とはいえ、医者の先生に診てもらった訳ではなくあくまで自己判断でした。
はじめに試みた金属アレルギー対策
ベルトバックルによる金属アレルギーへの対策として、多くの方がまずトライする「肌とバックルの間に何かを挟む」という方法。私もシャツの下から着用する肌着をズボンへ入れ、肌とベルトが直に触れ合わないようにしました。
しかし、それでも痒い。
この頃にはネットで金属アレルギーについて色々と調べていて、ニッケル接触による金属アレルギーが多いこと、肌着を挟んでいてもアレルギーを防げるわけではない、ということが何となく分かっていました。
ニッケルフリーのベルトバックル購入
その後はあまり気にしないようにして、はじめて異変を感じてから2~3年経った頃。私は海外留学でアメリカに来ていました。
この頃にふとネットサーフィン中に、ニッケルフリーのベルトバックルを用いたベルトを発見。ものは試しと購入。金アレの人向けベルトとしてはプラスチックとゴム製の安っぽい製品、やたらと高い金属を用いた製品が多い中、光輝いて見えました。
そして、私の場合はそのベルトを着用するとそれ以降は痒みが出なくなりました。
ベルトは3年程着用した頃にバックル部分が壊れてしまったので、今度はニッケルフリーのバックルのみを購入。現在に至ります。
皮膚科へ行った時のエピソード
私はなぜかベルトによる湿疹では病院へ行きませんでした…。特に理由はなく、今振り返ればどうして診察してもらわなかったのか分かりません。が、留学から返ってきた頃に手のひらに痒みが出たときにそちらを診てもらったことがあります。
その時に一応、「ベルトで腹部の肌が荒れてしまった気がするので、金属アレルギー持ちかもしれないです」と伝えました。今は落ち着いたのですが、と伝えて腹部の肌を医師にチェックしてもらった際、「今つけてるベルトは大丈夫なの?」と聞かれて、「ニッケルフリーなら大丈夫らしいです」と言うと、「そういうのもあるんだね~」と感心されたことを覚えています。
金属アレルギーのパッチテストも出来るよ、とも案内してもらいました。背中にパッチを貼り付けて、2~3日はお風呂に入れないということで、季節が夏だったこともありその時はパッチテストを行いませんでした。
手の湿疹についてはかゆみ止めの飲み薬・塗り薬を処方してもらい、今はネットでもチェック可能な金属アレルギーに関するチェック表(ナッツはこの金属、野菜はこの金属みたいなやつ)のコピーを貰いました。
痒みが気になる方は皮膚科でまず診察を受けるのが一番良いと思います。
自分の肌への印象
もともとお肌は弱い方でした。というのも、汗疹などでかゆみが酷くなることがあったのです。ですが、アトピーではないのです。
皮膚科では、アトピーっぽいけどアトピーではない、と診察されたこともあり、あまり皮膚は強くないんだろうなという認識を持っています。
総括
私の場合は、金属アレルギーというものが存在する事、ベルトのバックルが原因となる事を知っていたので、比較的落ち着いて対処することが出来ました。
痒みがある場合、まず皮膚科の先生に診てもらうのが基本です。
そのうえで、特定の金属への接触が原因の場合は、生活レベルに大きな影響が無い程度にその金属を避けるようにすると良いのかと思います。